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北橘町八崎地区史跡巡り
平成18年4月8日(土)
このページは、平成18年4月8日(土)に行われた八崎地区史跡巡りに参加した様子を紹介いたします。
八崎地区は渋川市の利根川を挟んで東側、赤城町樽地区、三原田地区の南側に隣接した北橘町の北西部にあります。
平成18年4月2日の上毛新聞に、渋川市北橘町八崎地内史跡めぐりの記事が掲載されておりました。
主催は北橘町八崎第三生涯学習推進委員と大蛇久保・竹のこ会ということで、地元住民の方々が実施したものです。
管理人としては、ふるさとを知る上で良い機会でしたので参加することにしました。
天気予報では曇りで昼頃一時雨。
出かける前にアメダスをチェックするとちょうど狙ったように9時頃から12時頃まで雨が降りそうな気配。
家を8時40分に出たときは雨は落ちていなかったが、途中から車のフロントガラスにポツリポツリ。
集合場所の雙玄寺(そうげんじ)に着いたときには傘がいるくらいの雨が降ってきました。
残念ながら、傘をさしての史跡巡りの出発です。
集合場所の様子。雙玄寺(左)、雙玄寺の駐車場(右)
出発前の役員さん、解説者を務める今井さんの挨拶と集合した方々
小降りの雨の中、出発です。
<最初の訪問地「絹笠様」>
養蚕のきわめて盛んであった群馬県では、蚕神はオシラサマと呼ばれているそうです。
ここには絹笠様として祀られていました。ほかに庚申塔、双体道祖神などがあります。
説明を受ける参加者
次はたけのこモニュメントに向かいます。
雨が降り続いている中、坂を登り関越自動車道の橋を渡り、点々と人家がある村道を進みます。
村道の両脇は畑が広がっています。
<たけのこモニュメント>
ここではたけのこモニュメントの由来、近くで発掘された房谷戸遺跡、八崎軽石層などの説明を受けました。
わずかに残る桑畑の道を抜け、遠くに八崎軽石層をみて関越自動車道の側道を進みました。
再度関越道の橋を渡り坂を下ったところに馬頭観音がありました。
<馬頭観音の説明をする今井さん(左)、 パンジーが綺麗に咲いた馬頭観音(右)>
<続いて民家が所有する横井戸を見学>
竹やぶの道を下ると民家があり、裏山に横に掘られた横井戸を見学することができました。
横井戸の入口付近は子どもの背丈ほど。中は暗くて見えませんでした。
所有者の方が出てきてくれて、井戸水の用途などを説明してくれました。民家の出口付近にも馬頭観音がありました。
次に向かったのが薬師堂です。途中で、横井戸の説明文がある場所があります。
<角谷戸の薬師堂>
この薬師堂には、天井画が72枚描かれています。この中に天井画としては全国的にも珍しい間引絵があります。
私は、歴史のあるものに対して知識が乏しいのでこれから少しずつ習得していこうと思っています。
今日はいつもお世話になっている赤城町歴史散歩の会長の角田さんも参加しており、石仏の意味する歴史を加えて説明してもらえました。
そんな訳で画像だけで御勘弁ください。気の長い話ですが10年後にはもう少しましな説明書きができるよう頑張ります。
今日は薬師堂の縁日で、運よく御開帳で中を見ることができました。桜の花もまもなく満開。
<天井絵(重複しているものもあります。)・わかりづらいですが、間引絵は左上の画像、左上から3番目です。>
薬師様、裏にある石塔など
<立石>
続いて訪問したのが「立石」です。
昔、大嵐の時、赤城山からころがってきて立った石という伝説があり、字立石の地名のもとになった石でもあるそうです。
説明を受ける参加者(左)と、立石のある民家の入口(右)
雨に濡れた立石(左)、案内立て札(右)
<道しるべ>
街道の要所要所に道しるべがあります。
次に赤城神社・湯殿山を巡ります。途中に百八十八番、橘北小学校がありました。
<赤城神社・湯殿山>
赤城神社と湯殿山も立派な神社と石碑でした。
立派な狛犬でした。
赤城神社の全景
<八崎小学校跡>
八崎小学校跡は赤城神社のすぐ隣りの民家の入口に石碑がありました。
<天徳寺のお墓>
石塔(左)、八崎宿の街道(右)
<雙玄寺>
最後は雙玄寺の御住職から説明を聞きました。
当日は4月8日でお釈迦様の誕生日で花祭りでした。甘茶をいただくことができました。
雙玄寺の庭にある双体道祖神(左)、境内の中で御住職のお話を聞く参加者(右)
お釈迦様の頭に甘茶をかけて、甘茶をいただく(左)、石に彫られた六地蔵(右)
雨が降ったせいで八崎千手観音堂、八幡宮は訪問できませんでしたが、また次の機会に訪問してみたいと思います。
今回の参加で、地元の町おこし、村おこしの活動の参考にさせていただきます。
当日は、参加費無料にもかかわらず、ペットボトル、おむすび2個、パンフレット等をいただきました。
役員のみなさんをはじめ、御協力くださいました地元関係者の皆様にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
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