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=蘇る心の風景=廃校での12人展 平成18年12月 2日(土)


 赤城町棚下地区にある廃校になった旧棚下小学校校舎で 開催されていた「廃校での12人展」に行ってきました。棚下地 区も紅葉が終盤を迎え、崖っぷちの落葉樹が茶色く色づいて 最後の秋を楽しませてくれました。

 この廃校での12人展は、ここでアトリエ創作活動を続 けている赤城工房の5人のメンバーが、他で活動する7人の 作家を招いて開きました。木工を中心に、竹炭・竹筆、古 布創作、押し花絵、やきもの、絵が展示されました。(作品展平成18年12月1日〜3日)

 廃校になっても、このような形で活用されている校舎は、 この学校を母校とする卒業生や地元の方々にとって、とって も大切なものを残してくれている「ふるさと」を感じます。

 いつものことですが、記録写真として少しでも参考にな ればと思い紹介いたします。写真撮影は少し控えておりまし たが、撮影してもかまわないといってくださいましたのでお 言葉に甘えます。
 一応、お断りして撮影させていただいたものです。

☆廃校となってから工房と利用されている旧棚下小学校校庭より、裏面に迫る崖の紅葉(上の写真)

棚下に行く途中、利根川右岸上県道から撮影した棚下付近の風景



ここから棚下不動尊の男滝は見えませんが女滝を見ることができます。
 


旧棚下小学校の校舎入口。昔はみんなこんな学校でしたよね。



さっそく校舎の中に入りました。

玄関ホールに並べられた木工作品。机から犬やふくろうまで木工作品がずらり。



玄関入って廊下を左へ(左)、玄関入って廊下を右へ。(右)
 


赤城工房の方々が共同で使用している木工工作用機械(講堂?音楽室?)


ここでは竹炭や竹酢が販売されていました。竹炭入りかりんとうも。
飲用竹酢を試飲させていただきましたが、酢の原液のような味はなく、燻臭い味がしました。
酢の飲めない私でも、結構平気で飲めました。かりんとうは甘くておいしかったです。
ここで、竹炭の特価品と竹酢液、竹炭入りかりんとうを購入しました。
この方は、桐生バイパス岩宿信号角でラーメン屋さんを営んでいるということでした。趣味から出発したそうです。



ここは木材を使用したテーブルや椅子が置かれていました。作者の方が席をはずしておりましたので撮影はここまでです。



  この作品展は、私の義兄から教えていただきました。義兄の仕事関係でお知り合いの方が 出展されているのでということで、地元でもあり出かけた次第でありました。

  実は、建物内での写真撮影は、これまで竹炭のところで撮影した4枚だけでした。 これでは、紹介のレポートにもならない内容でしたので、思い切って近くにいらし た赤城工房の方に写真撮影させてもらっていいですか?と言ったところOKでした ので、差し支えのないところで撮影させていただきました。 それで、やっとこれだけの内容になりました。(相変わらず知らない人に「お声がけ」できない性格が治ってない)

  一旦、帰ろうと思い外にでましたが、義兄のお知り合いの方にお声がけさせてもらおうと義兄に電話して 名前を確認したところ入口、左側に展示している方と判明、いろいろお話をお伺いすることができました。 ここでは孫のお土産に木で作られた笛を買いましたが、焼きごてで名前を入れていただきました。 この方は、水上温泉のあるみなかみ町にお住まいの方で、地元でも森のボランティア活動をされています。

  活動内容はここのHP[森林塾青水]をご覧下さい。

  下の写真のように、このような作品を作られています。小さいものから大きな看板まで木材を上手く利用したすばらしいものです。

木の笛の側面に名前を焼きいれているところ(左) 犬の型抜き(中) 壁掛け用創作作品(右)左から『空』『火』『風』
  

水上工房さんの作品展示風景


<作品展示会を見た個人的感想です。>
今回は、赤城町の棚下という地区にある旧棚下小学校の校舎を利用した木工作家の集団「赤城工房」の方々と そのお仲間の方々の作品展を見学してきました。彫刻や陶器、木工作品、絵画など見ていて飽きないものばかり こうした地元のすぐれた技術は、あまり知られていないのではないかと思います。
需要と供給のバランスがどうなっているのか今回の見学ではわかりませんでしたが、 実際にここで生まれた作品たちがどういう形で一般の方々の手に渡るのか知りたいところです。 地元に生き続ける優れた技術や産業はもっと地元発展のために活用できないか考えさせられますね。 実態がわからないのであまりでしゃばったことはかけませんがそんなことを感じた一日でした。

=蘇る心の風景=廃校での12人展 見学(無料)平成18年12月1日(金)〜3日(日)
問い合わせ先 赤城工房 電話番号は悪用防止のため「ふるさとあかぎ」へメールでお問い合わせ下さい。
小さな発見!!!お便りは、furusatoakagi-1910@yahoo.co.jpにメールして下さい。
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